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「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

移動ド超入門~絶対音感と相対音感の違い(其の六)

 

本ブログではおなじみですが、
絶対音感訓練の中では「悪い傾向」とみなされている

「移調のミス」

と呼ばれる現象があります。

 

移調のミスとは、簡単に言えば聴音で

「固定ドの『ド』を『ド』と答えていた子が
 移動ドの『ド』を『ド』と答えるようになる」

現象で、この移調のミスが起き始めると
絶対音感を身に付けるのは難しいと言われています。

 

ここで非常に興味深いのは、
固定ドの「ド」を「ド」と答えていた子が

「移動ドの訓練を始めた訳でもないのに自然と、
 そしておそらくは移動ドと言う概念すら知らずに
 固定ドの『ド』を『ド』と答える感覚と同じ感覚で」

移動ドの「ド」、つまり

「調性上の主音」

を「ド」と答えるようになると言うことです。

 

しかし、

「生まれたときは誰しも絶対音感」

そして、脳の発達と共に

絶対音感が相対音感に取って代わる」

と言う説に照らし合わせて考えると、
移調のミスは人間の成長過程から見れば、
実はミスでも悪い傾向でも何でもない

「正常な傾向」

で、それこそが正に

「調のピント自動調節機能の発現」

であり、

「相対音感の発現」

だと私は考えています。

(次回に続く・・・)

 

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