2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
宮崎謙一教授の『絶対音感神話』にも 「操作的定義」 と言う言葉が登場しますが、どうも一般的には 「表面的な結果」 によって絶対音感/相対音感の有無を判断することが多いのではないでしょうか? 絶対音感神話: 科学で解き明かすほんとうの姿 (DOJIN選書)…
ところで、どうして 「相対音感はトーン・ハイトで音を判別している」 と言った説が広まっているのでしょうか? 1つ考えられることは、絶対音感のない人が 「音名当て」 を行う場合、 「相対音感のトーン・クロマは階名/移動ドに対応」 しているため、当然…
絶対音感と聞くと、何となく高さ(トーン・ハイト)と言う 「定量的な概念」 を絶対的に捉えることで実現されているようなイメージを持っている人も多いかも知れませんが、前回のように協和(トーン・クロマ)と言う 「定性的な概念」 を絶対的に捉えること…
おそらく多くの人は「ドレミファソラシド」を「高さ」としてイメージ、つまり 「定量的な概念であるトーン・ハイト」 に当てはめて考えようとしているのではないでしょうか? 「ドレミファソラシド」をトーン・ハイトとして捉えれば、絶対的に捉えようが相対…