2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧
みなさんは 「移動ドが好きですか?嫌いですか?」 世の中にはきっと 「移動ドなんて大っ嫌い」 と言う人もいれば、 「そもそも移動ドの存在意義が分からない」 さらには、もしもボックスがあったら 「移動ドなんてこの世から消えてなくなれ!」 とお願いし…
本ブログの「オススメ記事」です。 絶対音感テスト&相対音感トレーニングアプリメニュー相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(全5回)絶対音感と相対音感のアルゴリズムを考える(全25回)絶対音感と相対音感とフーリエ変換(全25回)高性能…
では、続いて最後のパターン 【パターン3】2音X、YのX=階名「ソ」とした場合、 Yの階名を答えるタイプ について検証してみましょう。 【パターン3】と【パターン2】の違いは Xが階名「ド」か?階名「ソ」か? の違いだけですが、この違いは 「Xを…
最近、 「階名(移動ド)で読むと相対音感が身に付く」 と言った主張を目にすることが何度かありましたが、階名(移動ド)で読むから相対音感が身に付くのではなく、 「元々階名(移動ド)の概念で音が認知されている、 つまり元々相対音感があるからこそ、 …
若干話が逸れてしまうかも知れませんが、例えば基準ピッチA=440Hzの絶対音感保持者Aさんがある曲を聴いたとき、その曲がロ長調に聴こえ、ロ長調の調性格を感じたとします。 そこで、 「この曲は基準ピッチA=415Hz※で演奏されている」 と言う情報が与えられ…
前回に引き続き、 【パターン2】2音X、YのX=階名「ド」とした場合、 Yの階名を答えるタイプ です。 X=音名「D」、Y=音名「A」とした場合、絶対音感では Xには周波数比8:9が生み出す感覚、つまり「レ」のクロマYには周波数比3:5が生み出…
続いて、 【パターン2】2音X、YのX=階名「ド」とした場合、 Yの階名を答えるタイプ について検証してみましょう。 【パターン1】は「音程」、【パターン2】は「階名」と表面的には形式の異なる問題に見えますが、実際には【パターン1】に答えるこ…
「相対音感は音程」 そして、 「相対音感はトーン・ハイト」 と説明されることがありますが、果たして本当にトーン・クロマを伴わずして、 「トーン・ハイト感覚だけで 音程を捉えられる人はいるのでしょうか?」 「ドレミファソラシド」は 「音律」と呼ばれ…
【パターン1】2音X、Y間の音程を答えるタイプ で、X=音名「D」、Y=音名「A」とすると、絶対音感の場合はおそらくそのまま X=音名「D」、Y=音名「A」 と認知されるでしょう。 この現象を周波数比(クロマ)の観点から見ると、絶対音感の場合…
では、 【パターン1】2音X、Y間の音程を答えるタイプ を具体的な例で検証してみましょう。 ここでX=音名「D」、Y=音名「A」とします。 このとき、相対音感の場合はおそらく X=階名「ド」、Y=階名「ソ」 と認知されることが多いのではないでし…
みなさんは 「相対音感テスト」 と聞いて、どのようなテストを思い浮かべますか? また、どのようなテストを行えば相対音感の有無を確認できると思いますか? そこで今回は3種類のテストパターンを取り上げ、 「それで本当に相対音感の有無が確認できるのか…
一般的に短調は長調の「ドレミファソラシド」を、 「『ラ』から並べ替えたもの」 と説明されることが多い、また実際にそう考えている人も多いかも知れませんが、両者が一致するのは、 ・平均律での音程関係 だけで、 ・純正律での音程関係・トニックソルファ…
下表はメジャーモードの音律(純正律)です。 ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド 1 9/8 5/4 4/3 3/2 5/3 15/8 2 そして、下表は… ・マイナーモードの音律(純正律、上行)・メジャーモードの音律の「ラ」を1として、 「ラ」から並べ替えたもの(下行) とを比較し…