2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
では、みなさんに質問です。 「次の2つの写真は同じ写真ですか?」 右の写真は左の写真のRGBを入れ換えたものですが、2つの写真は 「雰囲気は違えど、元は同じ写真」 であることが分かります。 今回、反論者の方から 「移調された曲も同じ曲だと分かる」 …
では、みなさんに質問です。 「次の2つの図形は同じ図形ですか?」 図形Bは図形Aを45度回転したものですが、おそらく多くの人はそのような情報を与えられなくても、またわざわざディスプレイを45度傾けたりしなくても2つの図形が同じ図形であること…
絶対音感は 「音名(固定ド)の『ド』を『ド』」 と感じます。一方、相対音感は 「階名(移動ド)の『ド』を『ド』」 と感じます。 本ブログでは何度も取り上げていますが、この変化は絶対音感訓練時における 「移調のミス」 と呼ばれる現象に顕著に現れます…
ところで、 「相対音感は音程」 と最初に言い出したのは一体、誰でしょうか? 私はこの説明を見る度に、 「最初に言い出したヤツ、ちょっと出て来い」 と言いたくなってしまうのですが、それは冗談として・・・ 人間は音を 「ゲシュタルト(まとまり)」 と…
どうも私には 「○○が分かる(できる)から相対音感がある」 と言った理屈、あるいは逆に 「相対音感は○○が分かる(できる)能力」 と言った定義は、相対音感と言うものが 「ブラックボックス」 に見えてしまい、その実態が全く感じられません。 もちろん、そ…
先日、絶対音感保持者の方から 「絶対音感と相対音感は共存できる」 と言う反論を受けたのですが、この辺りの話は前提条件、例えば 「絶対音感と相対音感をどう定義するか?」 等で考え方も変わってくるため、相手の意図を汲み取る努力をしない限り話が噛み…
元々「長旋法/短旋法」と訳されていたものが、 「長調/短調」 と呼ばれるようになったのも、また「調」、あるいは「調性格」の意味合いで、 「調性」 と言う言葉が使われてしまうのも、2次元(相対音感)の世界の概念を1次元(絶対音感)の世界から眺め…
絶対音感保持者の中には、 「どうして移動ドなんて概念が存在するのか?」「移動ドの存在理由が分からない」 と言う人もいるかも知れませんが、そもそも1次元(絶対音感)の世界には見ての通り、 「『移動ド』と言う概念自体が存在しません。」 もっと言え…
みなさんは、 「調性(Key)」 のような表記を見掛けたことがありませんか? このようにしばしば調の意味合いで調性と言う言葉が使われることがありますが、 「調(Key)」と「調性(Tonality)」 もまた、 「異なる次元上の概念」 になります。 調性は例えば…