「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

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絶対音感保持者からの反論(其の四)

 

絶対音感

「音名(固定ド)の『ド』を『ド』」

と感じます。一方、相対音感

「階名(移動ド)の『ド』を『ド』」

と感じます。

本ブログでは何度も取り上げていますが、
この変化は絶対音感訓練時における

「移調のミス」

と呼ばれる現象に顕著に現れます。

 

まずは、

「この違いをそのまま素直に仮説にすればよいのでは?」

と感じるのは私だけでしょうか?

どうして今までこうした仮説が存在しなかったのかが
逆に不思議なくらいです。

 

と言う訳で、私の仮説はとてもシンプルです。

絶対音感相対音感の違いは、

ゲシュタルトの基準(観測点)の違い」

言い換えれば、

「周波数比を捉える基準の違い」

その一点だけです(詳細は後述)。

 

逆に言えば、それ以外は絶対音感相対音感

「同じ仕組み」

だと言うこと、だから絶対音感相対音感とで
同じような感覚を共有できたとしても、

「何ら不思議ではない」

と私は考えています。

 

絶対音感と聞くと、何か普通の人にはない

「プラスαの全く違う特殊な能力で音を捉えているのでは?」

そんなイメージを持っている人も多いかも知れませんが、
同じ人間同士、同じ感覚器官を使って
全く違う仕組みで音を捉えていると考えるよりは、
むしろ無理のない自然な仮説だと思いませんか?

(次回に続く・・・)

 

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