2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧
例えば「ウェーバー・フェヒナーの法則」における人間の心理的な感覚の変化量さえ同じであれば、 「音楽的に等価と言えるでしょうか?」 相対音感(あるいは階名/移動ド)上、 「ドレミ」と「ファソラ」と「ソラシ」 はどれも定量的な変化量は変わりません…
2つの音はその周波数の比が簡単な整数比で表せるほど、 「協和する」 と言われています。 オクターブを除けば周波数比が3/2(2:3)のとき、音程で言えば 「完全5度」 のとき、最も協和します。 実はこの完全5度の音程を堆積したものをオクターブ等…
人間の心理的な感覚量は、 「対数に比例」 して知覚されます。 これを 「ヴェーバー‐フェヒナーの法則」 と言います。 例えばテレビの音量の目盛りが、 「5→10に変化した場合と50→55に変化した場合」 どちらも目盛りの変化量で言えば同じ「5」ですが、おそら…
ここで、 「トーン・ハイトとトーン・クロマ」 と言う概念について、改めて考えてみたいと思います。 トーン・ハイトは単純に音が「高い⇔低い」と言う感覚で、周波数の大小に対応した 「定量的な概念」 になります。 音を点に例えると、トーン・ハイトは 「…
「オクターブ等価性」と言うのは、 「オクターブだから等価」 なのではなく、 「オクターブを実際に等価と感じるような仕組み」 で人間が音を認知するからこそ等価に、同様に「移調のもとでの等価性」と言うのは、 「移調のもとでの等価性が保たれているから…