誤解がないようにお伝えしておきますが、
『絶対音感』(最相葉月さん著)や朝日新聞(1995年2月10日夕刊)の中では
と言った表現はなく、あくまでも右脳に比べて左脳が大きい、
つまり「左右差」について取り上げていて、
『サイエンス』誌の記事の内容を正しく伝えています。
ただし、『絶対音感』や朝日新聞の中で登場する「40%」と言う数字が
どこからきているのかが私には確認できませんでした
(『サイエンス』誌の記事の中では「twice」と言う表現が出てきます)。
「この40%と言う数字がどこからきたのか?」
どなたか分かる方はいらっしゃいませんか?
それともう一点、『絶対音感』の中ではこの研究を行ったのは
「シュウラク博士」
と記載されていますが、おそらくは
「シュラーグ博士」(Schlaug)
が正しい表記だと思われます。
なお、朝日新聞では
「シュラウク博士」
と表記されていました。
(了)
「絶対音感は左脳が発達」のウソ
続「絶対音感は左脳が発達」のウソ