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「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

高性能な相対音感?~仮性絶対音感と潜在的絶対音感(其の六)

 

みなさんの中には、

絶対音感テスト」

と名の付くコンテンツやアプリを一度くらいは
試したことのある人もいるのではないでしょうか?

一口に絶対音感と言ってもその定義も曖昧で、

「これが出来たから絶対音感がある」

と判断、断言するのは実際には難しいと思いますが、
その妥当性はさておき、

「作者の作意がどこにあるか?」

を考えてみるのもおもしろいのではないでしょうか?

ちなみに「1問ごとに正解が表示」されるタイプの
絶対音感テストを見掛けたこともありますが、
(親切と言えば親切ですが)それだと2問目以降は
相対音感でも答えられるのではないでしょうか?

と言う訳で今回は、

「真性絶対音感と仮性絶対音感の区別」

と言う観点からごくごく簡単な絶対音感テスト※を
作ってみました。

※本テストは「Web Audio API」で作成されているため、
 IEAndroid他、一部のブラウザ、あるいは環境では
 動作しない場合があります。予めご了承ください。

 

テストは全部で3パターンあります。

①よくある一般的な絶対音感テスト
②15秒でできる絶対音感テスト
③30秒でできる絶対音感テスト

①はよくある音当て形式(単音の音名聴音)ですが、
これでは真性と仮性の区別が付きません。

真性と仮性の絶対音感では、

「反応速度に違いがある」

とも言われています。そこで②は①に1秒/1問の
制限時間を設けました。

さらに③は、

「移調のミス」

を誘発するように各出題の前にメジャースケールを
(キーはランダムで)1回鳴らしています。

真性絶対音感であればこうした条件にも何ら影響を
受けることなく音名を特定できるはずですが、

「頭の中に基準音を思い浮かべたり、音を辿る」

と言った操作によって音名を特定している場合、
①では音名を特定できても②③では制限時間内に
音名を特定できない、あるいはメジャースケールに
つられて移調のミスを起こし、

「音名ではなく、階名で回答」

してしまう人も出てくるのではないでしょうか?

(次回に続く・・・)

 

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