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「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」(其の十六)

 

もし仮に、

「C」と「F」と「G」

この3つのコードを聴き分ける作業で
周波数比を捉える感覚上の基準、
つまり周波数比1:1の「1」を

音名「C」

に合わせることができたとしても、
そのまま脳の発達と共に

「音を相対的に捉える能力」

が発現してしまうと、絶対音感を失ってしまいます。

 

実際、この変化は絶対音感訓練時の

「移調のミス」

と呼ばれる現象に垣間見ることができます。

 

絶対音感を大人になっても保持していると言うことは、
この移調のミス(音を相対的に捉える能力)の発現が

「何らかの原因で抑制された」

と考えることもできます。

 

絶対音感、相対音感にまつわるウソ、ホント(其の十一)

でも触れましたが、一般的には

絶対音感には臨界期がある」

と言われています。

 

しかし、絶対音感保持者が大人になってからは
移調のミスを起こさないことから、

「臨界期があるのは絶対音感にではなく、
 移調のミスにある

と考えれば、絶対音感訓練によって
移調のミスの発現が抑制されたまま、

「移調のミスの臨界期を迎えた」

と言う可能性も考えられるのではないでしょうか?

(次回に続く・・・)

 

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」

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(其の二十一)