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「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」(其の五)

 

では、ここで絶対音感保持者Aさんがいると仮定します。

Aさんは幼児期に

「基準ピッチA=440Hzのピアノ」

を使って絶対音感訓練を受けていたとすると、
Aさんは周波数440Hzの音を聴けば

「ラ」のクロマ

を認知します。

 

このとき、おそらく多くの人は

「Aさんは周波数440Hzの音自体が持つ特有の響き、
 つまり音名『ラ』のクロマを聴き分けている」

と考えるのではないでしょうか?

 

しかし、次のケースからはそれが

「大きな思い違い」

であることに気付くのではないでしょうか?

 

では、次に絶対音感保持者Bさんがいると仮定します。

Bさんは幼児期に

「基準ピッチA=415Hzのピアノ」(440Hzと415Hzは半音差)

を使って絶対音感訓練を受けていたとすると、
Bさんは周波数415Hzの音を聴けば

「ラ」のクロマ、

周波数440Hzの音を聴けば

「シ♭」のクロマ

を認知します。

 

つまり、同じ周波数440Hzの音であるにもかかわらず
Aさんは「ラ」のクロマ、Bさんは「シ♭」のクロマ

「異なるクロマを認知」

することになります。

 

みなさんはこの現象をどう捉えますか?

(次回に続く・・・)

 

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」

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