「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

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18/04/18 「絶対音感テストでも相対音感テストでもない ただの音色テスト(おまけ)」
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17/06/21 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の五)」
17/06/14 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の四)」
17/06/07 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の三)」
17/05/31 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の二)」
17/05/24 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の一)」
16/09/18 「Web Audio API版 絶対音感&相対音感アプリ メニュー」

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」(其の四)

 

では、次に

絶対音感は音名のクロマを聴き分ける」

と言う説について検証したいと思います。

 

みなさんは

「クロマとは何か?」
「クロマが音名のどういった物理的性質によって生じるのか?」

これを合理的に説明できますか?

 

残念ながら、ただ漠然と

「クロマ」

と言う言葉が使われていることが多く、
その実態が十分に説明されていない場合が
ほとんどではないでしょうか?

 

例えばウィキペディアの「絶対音感」の中では、

「音名に対応する特有の響き」

とだけ説明されていますが、
他でも大体同じようなものでしょう。

 

しかし、そもそも「音名」と言う概念は
実はそれ自体何ら具体的な音高を示しておらず、

「基準ピッチ」や「音律」

を伴って初めて物理的性質(周波数)が定まる

「単なる論理的な概念」

に過ぎません。

 

実際には多くの場合、暗黙の了解
何らかの基準ピッチが想定されている前提
話が進められているのではないでしょうか?

それでは特定の条件下でしか成り立たず、

「一般論としては通用しません。」

 

では、

「基準ピッチを変更したら音名のクロマはどう変化するのか?」

それとも

「基準ピッチを変更しても音名のクロマは変化しないのか?」

実はそうしたことが何ら言及されていないことに、
みなさんは疑問を感じませんか?

(次回に続く・・・)

 

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」

(其の一) (其の二) (其の三) (其の四) (其の五)

(其の六) (其の七) (其の八) (其の九) (其の十)

(其の十一) (其の十二) (其の十三) (其の十四) (其の十五)

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(其の二十一)