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「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

コレって相対音感テスト?(其の八)

 

最近、

「階名(移動ド)で読むと相対音感が身に付く」

と言った主張を目にすることが何度かありましたが、
階名(移動ド)で読むから相対音感が身に付くのではなく、

「元々階名(移動ド)の概念で音が認知されている、
 つまり元々相対音感があるからこそ、
 階名(移動ド)で読むことに意味がある」

と私は考えています。

 

もし、

「階名(移動ド)で読むと相対音感が身に付く」

と言う理屈が通るのであれば、

「音名(固定ド)で読むと絶対音感が身に付く」

と言う理屈が通っても良いのではないでしょうか?

 

実際、そうした主張を目にしたこともありますが、
それでは

絶対音感には臨界期がある」

と言う説に対して矛盾が生じてしまいます。

 

「タマゴが先か?ニワトリが先か?」

ではないですが、

「この音が『ド』です」

と論理的に定めるからその音が「ド」になる訳ではなく、
実際にその音が感覚上「ド」に聴こえる、
つまりその音に周波数比1:1が生み出す感覚、

「『ド』のクロマ」

が生じるからこそ、その音が「ド」になる
と私は考えています。

 

当然、【パターン2】の相対音感テストの答えも、

「Yが論理的に何の音か?」

ではなく、Xが階名「ド」に聴こえた上で、

「実際にYが何の音(階名)に聴こえたか?」
(感覚上、何のクロマが生じたか?)

であるべきだと私は考えています。

(次回に続く・・・)

 

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