「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

固定ド/音名教育と天動説(其の一)

 

例えば、

「ピアノなら2つ並んだ黒鍵の左下の白鍵」
「ギターなら5弦3フレット」等

を指して、

「ここが『ド』です」

と教えることはごく一般的に行われていることで、
おそらく多くの人はこの教え方に何の疑問も
持っていないと思いますが、実はこれは

「間違った教え方」

だと私は考えています。

なぜなら「ここが『ド』です」と言われた位置を
押さえたところで、その音が

「音楽的に『ド』の音として認知されるかどうか?」
「音楽的に『ド』の役割を果たすかどうか?」

は、

「全く別の次元の話」

だからです。

 

音名(固定ド)は、

「楽器を押さえる位置と1対1で対応する」

ため視覚的にも捉えやすく一見分かりやすいのですが、
音楽は決して目で捉えるものではなく、

「耳で捉えるもの」

です。

「どうして音楽を『耳』ではなく、
 『目』を基準に考えてしまうのでしょうか?」

固定ド/音名教育は今の時代に、

「天動説を唱えるようなもの」

だと私は考えています。

※一般的に固定ド移動ドと言う言葉がよく使われますが、
 ここでは音名=固定ド、階名=移動ドと考えてください。

(次回に続く・・・)

 

固定ド/音名教育と天動説

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(其の六)