「絶対音感の終焉」

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5度音列による長音程、短音程の見分け方(其の四)

 

では、今度は42通りの組み合わせを度数ごとに、
そしてここがポイント、基準の音を

「ファドソレラミシ」

つまり、「5度音列」の順に並べてみましょう。

 














ファソ
ドレ
ソラ
レミ
ラシ
ミファ
シド
ファラ
ドミ
ソシ
レファ
ラド
ミソ
シレ
ファシ
ドファ
ソド
レソ
ラレ
ミラ
シミ
ファド
ドソ
ソレ
レラ
ラミ
ミシ
シファ
ファレ
ドラ
ソミ
レシ
ラファ
ミド
シソ
ファミ
ドシ
ソファ
レド
ラソ
ミレ
シラ













 

すると、長音程短音程が綺麗に上下に分離されます。

この表から、

「ファ○」は全て長音程(5度は完全、4度は増音程)
「シ○」は全て短音程(4度は完全、5度は減音程)

になることが分かりますが、これは別の見方をすると、

完全5度を積み重ねていくと長音程に、
 完全4度を積み重ねていくと短音程になる」

と言うことです。

ちなみに少し話が逸れますが、弦楽器を調弦するとき、
開放弦を低音弦から順に鳴らしていくと、

5度調弦のバイオリンと比べて、
 4度調弦のギターはどこか物悲しい雰囲気」

を感じるのはこの法則と何か関係があるのでしょうか?

 

話を戻して、どうやら長音程、短音程の判別には
この5度音列が何かしらヒントになりそうですが、
問題はこれをどのように法則化するかです。

と言う訳で・・・

 

【5度音列による長音程、短音程の見分け方】

5度音列を「ファ<ド<ソ<レ<ラ<ミ<シ」とすると、
2音X、Y(低い音をXとする)は、

 X<Yなら長音程(5度は完全、4度は増音程)
 Y<Xなら短音程(4度は完全、5度は減音程)

 

例えば、

ミ」は「」<「ミ」→ 長音程( 長6度)
ソ」は「ソ」<「」→ 短音程( 短3度)
レ」は「」<「レ」→完全音程(完全5度)
ソ」は「ソ」<「」→完全音程(完全4度)
ファシ」は「ファ」<「シ」→ 増音程( 増4度)
ファ」は「ファ」<「」→ 減音程( 減5度)

になります。

(次回に続く・・・)

 

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