「絶対音感の終焉」

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絶対音感保持者からの反論(其の十四)

 

絶対音感保持者の起こすオクターブエラーが、もし

「オクターブ高く」

間違えるだけであれば倍音と聴き間違えた可能性も
考えられますが、

「オクターブ低く」

間違えることからその可能性は考えにくいところです。

 

今回、絶対音感保持者の方から絶対音感が移調に弱いのは、

「記憶のフォーマットが違うのでは?」

と言うご意見をいただきました。

では、

「具体的にどう違うのか?」

残念ながらそこまでは言及されていませんでしたが、
おそらくは相対音感が音の関係性、つまり

「周波数比に対応した概念」

で記憶しているのに対し、
絶対音感は音高そのもの、つまり

「周波数に対応した概念」

で記憶していると言うことではないでしょうか?

 

しかし、原曲キー以外のキーで唄えない絶対音感保持者でも、

「オクターブ違い」

なら唄えるのではないでしょうか?

もし絶対音感が音高そのもので音を記憶しているのであれば、
原曲キー以外のキーで唄えないのと同様に、

「オクターブ違いでも唄えないのではないでしょうか?」

 

例えば1オクターブ上げて(あるいは下げて)唄うには、

「周波数を2倍(あるいは1/2倍)」

することになりますが、

「どうして2のn乗倍だけ変換が可能なのか?」

また、

「どうしてそれ以外の比率には変換できないのか?」

疑問が残るところです。

 

また、

絶対音感相対音感では記憶のフォーマットが違う」

と言う理屈からすると、相対音感を併せ持った絶対音感保持者は

「2種類のフォーマットで音を記憶している」

ことになるのではないでしょうか?

(次回に続く・・・)

 

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