前回までは
と言う点をボールの例えにそのまま当てはめたため、
「青いボールが観測点」
と言うのは少しイメージしにくかったかも知れません。
そこで、今回は「青いボール」を「青い電車」に置き換えます。
時速50kmで進む青い電車の中で
進行方向に時速20kmで赤いボールを投げたとします。
このとき絶対音感(観測点は電車の外、つまり地上)では
「青い電車が時速50km、赤いボールが時速70kmに見える」
のに対し、相対音感(観測点は電車の中)では
「赤いボールが時速20kmに見える」
ことになります。
こちらの例えの方が
をより分かりやすく表しているのではないでしょうか?
ところでみなさんはこの現象、
「どちらの観測点から測定するのがいいと思いますか?」
(其の六) (其の七)