本ブログで公開している8つの絶対音感テストに
独断と偏見で難易度を付けてみました。
①よくある一般的な絶対音感テスト 難易度★☆☆☆☆
よくある音当て形式(単音の音名聴音)です。
②15秒でできる絶対音感テスト 難易度★★☆☆☆
「反応速度に違いがある」
と言われています。
そこで②は①に1秒/1問の制限時間を設けました。
③30秒でできる絶対音感テスト 難易度★★★☆☆
絶対音感訓練では今まで音名/固定ドで答えていた子が
階名/移動ドで答えるようになる現象を、
と言って、この症状が現れ始めると絶対音感の習得は
難しいと言われています。
そこで③は②の出題の前に長音階を流すことで、
移調のミスを起こしていないか?
(調につられて階名/移動ドで答えていないか?)
をチェックします。
④50秒でできる絶対音感テスト 難易度★★★★☆
真性絶対音感であれば調性の有無にかかわらず
聴音できるはずです。
そこで④はデタラメに8音を「連続」で鳴らし、
その5音目の音名を答えます。
⑤40秒でできる絶対音感テスト 難易度★★★★★
同様に⑤はデタラメに3音を「同時」に鳴らし、
3音のうち指定された音の音名を答えます。
難易度 精度50centは★☆☆☆☆、0.1centは★★★★★
①~⑤は聴音による受動的な音感テストでしたが、
⑥は指定された音名の音高(平均律)を自分の耳で
作り出す能動的な音感テストになります。
【番外編(ジョークアプリ)】
⑦本当の絶対音感テスト?~周波数聴音 難易度?
「ドレミを言い当てられるのは単なる相対音感、
周波数を言い当てられるのが本当の絶対音感」
と言う方のための周波数聴音テストです。
⑧本当の絶対音感テスト?~噪音聴音 難易度?
「楽器の音を言い当てられるのは単なる相対音感、
机を叩いた音のように生活音も含め
あらゆる音を言い当てられるのが本当の絶対音感」
と言う方のための噪音聴音テストです。
ちなみに本ブログで公開している絶対音感テストは、
「相対音感を駆使して答える余地をできるだけ排除」
することに主眼が置かれています。
だから、絶対音感保持者にとってはどれも当たり前に
回答できるものばかりでおもしろくない…
と言うよりも絶対音感保持者が絶対音感テストを
やること自体、あまり意味がないかも知れません。
(了)