の解説編です。
「楽器の音の高さを言い当てられるのは相対音感、
机を叩いた音等、生活音を含めあらゆる音の高さを
言い当てられるのが絶対音感」
あるいは、
「ドレミを言い当てられるのは単なる相対音感、
周波数を言い当てられるのが本当の絶対音感」
と言った内容のツイートを過去何度か見掛けたことが
あるのですが、少なくとも、
・『音楽の心理学』
・『絶対音感』(最相葉月さん著)
・『絶対音感神話』(宮崎謙一さん著)
辺りにはそのような記述はどこにも見当たりません。
こうした考えは一体どこから出てきたのでしょうか?
おそらくこのようなツイートをしている人の中には、
を理解していない人もいるのではないでしょうか?
今回、周波数聴音のプログラムを実際に作ってみて、
改めて感じたことあります。
それは、
「周波数を言い当てることと
音楽的に音を捉えることは全くの別物」
だと言うことです。
これはあくまでも冗談で作ったジョークアプリですが、
このテストを通じて周波数を言い当てることが、
「音楽的に音を捉えることには全く通じていないこと」
を実感していただければ幸いです。
なお、出題される周波数の範囲は「55Hz~1760Hz」で、
「C」 ボタンは「クリア」で入力された数値をクリア
「BS」ボタンは「バックスペース」で1文字削除
になっています。
腕(耳?)に覚えのある人は、
是非1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?