「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

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5度音列による長音程、短音程の見分け方(其の六)

 

前回までは全て変化記号の付かないパターンでしたが、
今回は変化記号の付いたパターンを考えてみましょう。

と言っても、

「#は音を半音高く、♭は半音低くする記号」

なので、変化記号がXとYのどちらに付くかによって、
音程が半音狭く、あるいは広くなるだけの話です。

いやいや、

「#は『ファ』を上行導音『シ』に、
 ♭は『シ』を下降導音『ファ』に転ずる記号」

だと言う人にはコチラの本がオススメです。

 

シャープとフラットのはなし

シャープとフラットのはなし

 

 

話が少し逸れましたが、具体的には2音X、Yに対し、

「X#なら音程は半音狭く、Y#なら半音広く」

また、

「X♭なら音程は半音広く、Y♭なら半音狭く」

なります(XとY、両方に同じ変化記号が付けば、
当然±0で音程が変わることはありません)。

 

f:id:raykawamoto:20160608174730g:plain

 

変化記号によって音程が変わった場合、
音程が半音狭く、あるいは広くなるごとに
以下のように1つ隣に遷移します。

←←狭く←← →→広く→→
重減⇔減⇔完 全⇔増⇔重増(1、4、5、8度)
重減⇔減⇔短⇔長⇔増⇔重増(2、3、6、7度)

例えば、

「ファシ」は増4度→「ファ#シ 」は完全4度
         「ファ シ♭」も完全4度

「シファ」は減5度→「シ ファ#」は完全5度
         「シ♭ファ 」も完全5度

「ドミ」は長3度→「ド#ミ 」は短3度
         「ド ミ♭」も短3度

「ラド」は短3度→「ラ ド#」は長3度
         「ラ♭ド 」も長3度

になります。

なお、変化記号が付くことで変わるのは、
例えば長3度なら「長」の部分だけで、
「3」の部分が変わることはありません。

(次回に続く・・・)

 

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