「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

長三和音と短三和音の不思議~音程の観測点(其の八)

 

例えば下図のように4つの点が

「和声的音程のように同時に提示」

された場合、四角形をイメージできませんか?

 

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では、今度は下図のように4つの点が

「旋律的音程のように別々に提示」

された場合はどうでしょうか?

 

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やはり四角形をイメージできませんか?

では、瞬間瞬間で捉えれば単なる1つの点が
どうして四角形をイメージさせるのかと言えば、
そこには「其の五」で触れたように

「記憶が介在」

していることが予想されますが、実はもう1つ
重要な点があります。

 

今、みなさんはディスプレイの前にいると思います。
と言うことはつまり、

「観測点が1つ」

だと言うことです。

これが例えば前回の記事のように

「1つ前の音(点)と比較」

 

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つまり、

①→②→③→④→・・・

と言った具合に毎回観測点が移動したとすると、
結果的に

左→下→右→上→・・・

と言う情報が得られます。

 

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しかし、そこから最初に提示された四角形のイメージを
構築するのは難しいのではないでしょうか?

 

曲を通して一貫して

「ド」は「ド」、「レ」は「レ」

のように同じ高さの音が同じ音として認識されるのは、

「音の観測点が1つだからこそ」

だと考えられます。

(次回に続く・・・)

 

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