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「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

長三和音と短三和音の不思議~音程の観測点(其の七)

音感の正体

 

n音X、Y、Z、・・・がX→Y→Z→・・・の順に
(別々に)鳴ったとき、

①Xが鳴ったとき、Xが記憶される

②Yが鳴ったとき、記憶にあるXと比較される、
 と同時にYが記憶される

③Zが鳴ったとき、記憶にあるYと比較される、
 と同時にZが記憶される・・・(以下繰り返し)

と言った具合に、つまり人間が単純に

「常に1つ前の音を記憶し、記憶した音と比較する」

と言う方法でメロディを認識していると仮定すると、
結果的に

「2音の旋律的音程の判別の繰り返し」

になります。

 

であれば2音の旋律的音程を判別する能力を身に付ければ、
あとは数学的帰納法の証明のように何音連続していようが、

「調性の有無」

にかかわらず絶対音感がなくても基準音さえ与えられれば、
どんなメロディでも聴音できるようになるはずです。

また、

「転調の有無」

にかかわらず聴音できるようにもなるはずです。

 

しかし、実際には絶対音感なしに無調音楽を聴音するのは
難しいのではないでしょうか?

また、聴音で転調の影響を受ける、いわゆる

「転調時に迷子」

になってしまうことも多いのではないでしょうか?

と考えると、どうやら人間は単純に

「1つ前の音と比較する」

と言う方法で協和を感じ取っている訳ではないようです。

(次回に続く・・・)

 

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