と言われていますが、実際には
「加齢と共に音が高く聴こえるようになった」
と言う報告もあるようです。
「音が高く聴こえる」と言う症状は
前回のフラベリック錠の副作用とは逆なので、
周波数比を捉える基準、
言い換えれば音律上「ド」の周波数比1:1の
「1」の中身が低くなった可能性が考えられます。
ただ、加齢と共に音が高く聴こえるようになる場合、
フラベリック錠のようにすぐにその変化が現れるのではなく、
実際には
「長い時間を掛けて徐々に変化している」
と私は推測しています。
また、フラベリック錠による変化は「一時的」なものですが、
加齢による変化は「永続的」なもののようです。
ちなみに、
「絶対音感」、「ずれ」、「直す」
と言ったキーワードで本ブログに
たどり着いた方も数名おられました。
この現象を2次元(相対音感)の世界から眺めると、
「縦軸が徐々に下にシフト」
すると考えられますが、
1次元(絶対音感)の世界から見れば、
「少しずつ異次元空間に移動している」
そんな状態に例えられるのではないでしょうか?
2次元の相対音感でも2次元座標自体が
徐々に下にシフトすれば、体感上(ハイト感覚)では
徐々に音が高く聴こえるようになると考えられますが、
やはり、
「クロマ感覚(横軸)は一切変化しない」
ため、その変化に気付かないのかも知れません。
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