みなさんは
「共感覚」や「色聴」
と言った言葉を聞いたことがありますか?
そもそも、音を聴いて色が見えることの
「どの辺りがすごい」
のかが私にはサッパリ分からないのですが、それはさて置き、
そうしたケースの多くは幼児期の絶対音感訓練時に
色音符等を使うことで、
「音名に対して色の情報が刷り込まれただけではないか?」
と私は考えています。
例えば音名「ド」に赤い音符が使われていれば
音名「ド」の音を聴くと赤い色が見えるようになり、
音名「ド」に青い音符が使われていれば
音名「ド」の音を聴くと青い色が見えるようになる、
と言った具合です。
少なくとも、音名「ド」の音自体が
決して「赤」や「青」と言った
「色に関する情報」
を持っている訳ではないはずです。
また、医学的にあり得るのかどうかも分かりませんが、
もし仮に聴覚上の刺激と視覚上の刺激とが
「混線」
することでそのような症状が現れると言うのであれば、
ごく冷静に考えて、それは単なる
「身体的な異常」
ではないか?と感じるのは私だけでしょうか?
(其の十一) (其の十二) (其の十三) (其の十四) (其の十五)