「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」(其の十五)

 

「生まれたときは誰しも絶対音感」

と言う説に従えば、人間生まれたときは

「周波数比1:1が生み出す『ド』と言う感覚(クロマ)は
 特定の周波数でしか生じない」

状態だと考えられます。

 

ただし、このとき周波数比を捉えるための感覚上の基準、
つまり、

「1:1の『1』がどの音名(周波数)に対応するか?」

は各個人の生まれ持った感覚器官に大きく依存していて、

「みんなバラバラではないか?」

と私は推測しています。

 

よって、乳児が絶対音感で音を判別していると言っても、
同じ周波数の音に対して全員が同じクロマを認知する訳ではなく、
各個人の基準に応じて異なるクロマを認知、
つまり、

「個人差がある」

と考えられます。

 

前回登場した

「C」と「F」と「G」

この3つのコードを聴き分ける作業は、
単音ではなく、

「コード」

を使うことで周波数ではなく、

「周波数比、つまりクロマに意識を向ける効果」

と、周波数比を捉えるための感覚上の基準、
つまり周波数比1:1の「1」を特定の音名(周波数)、
この場合はハ長調の3コードを使うことで、

「音名『C』に合わせる効果」

があるのでは?と私は考えています。

(次回に続く・・・)

 

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」

(其の一) (其の二) (其の三) (其の四) (其の五)

(其の六) (其の七) (其の八) (其の九) (其の十)

(其の十一) (其の十二) (其の十三) (其の十四) (其の十五)

(其の十六) (其の十七) (其の十八) (其の十九) (其の二十)

(其の二十一)