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「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」(其の十一)

 

おそらく多くの人は、

「音自体に『ド』と言う性質(クロマ)があって、
 訓練することでそれを聴き分けられるようになる」

と考えているのではないでしょうか?

 

しかし、今までの例からも分かる通り、
基準ピッチの異なる2人の絶対音感保持者Aさん、Bさんが

「同じ音を聴いているにもかかわらず、異なるクロマを認知する」

のも、

「同じ曲を聴いているにもかかわらず、異なる調性格を感じ取る」

のも、音自体が持つ性質を聴き分けているのではなく、
絶対音感保持者が自分の基準に従って各々が

「好き勝手に」

その音を「ド」や「レ」と認知しているだけで、
その感覚自体は決して普遍的なものとは言えず
結局のところ幼児期に絶対音感訓練等で

「刷り込まれた基準」

に従っているに過ぎません。

 

「世界標準ピッチ」

と言う概念も存在しますが、
これも時代と共に変遷しています。

 

世界標準ピッチと言うのは
人間が便宜的に定めた人工的な値で、
無限に存在する基準ピッチの1つでしかなく、
その値がその値でなければならない

「科学的、音楽的な必然性は全くありません。」

 

では、本来

「何を基準として音が認知されるべきなのでしょうか?」

(次回に続く・・・)

 

絶対音感のカラクリ~「ド」は「ド」

(其の一) (其の二) (其の三) (其の四) (其の五)

(其の六) (其の七) (其の八) (其の九) (其の十)

(其の十一) (其の十二) (其の十三) (其の十四) (其の十五)

(其の十六) (其の十七) (其の十八) (其の十九) (其の二十)

(其の二十一)