「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

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18/06/20 「たとえばこんな相対音感テスト~あなたの音痴度は? 機能追加のお知らせ(6/20)」
18/06/06 「たとえばこんな相対音感テスト~あなたの音痴度は? 機能追加のお知らせ(6/6)」
18/05/30 「たとえばこんな相対音感テスト~あなたの音痴度は?」
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18/04/18 「絶対音感テストでも相対音感テストでもない ただの音色テスト(おまけ)」
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17/06/07 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の三)」
17/05/31 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の二)」
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16/09/18 「Web Audio API版 絶対音感&相対音感アプリ メニュー」

絶対音感・相対音感・無音感?(其の四)

 

「人間の感覚が周波数比に対応」

していることは疑いのない事実だと思います。

 

ただ、

「音を周波数比で認知している」

とこれまで簡単に言ってきましたが、
実は

「大きな謎」

が1つ残ります。

 

当然のことですが、

基準がなければ比をとることはできません。

 では、何を基準とするか?

「基準の選定」

はどのように行われているのでしょうか?

 

残念ながら、この基準の選定も

「無意識下」

で行われるため、どのような処理が内部的に
行われているかをうかがい知ることはできませんが、
結果的にその基準は

「調性上の主音」

と一致します。

と言うよりも、人間が周波数比を認知する上での基準が
音楽理論上での「調性上の主音」になったと考えられます。

 

「自分には音感がない」

と考えている人も、実は無意識下では
ちゃんと調性上の主音を探し当てているからこそ、
正しく音を周波数比で捉えることができ、
また移調した曲も同じ曲と分かり、
移調した伴奏に合わせて歌うこともできると
考えられます。

(次回に続く・・・)

 

絶対音感相対音感・無音感?

(其の一) (其の二) (其の三) (其の四) (其の五)