「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

絶対音感・相対音感・無音感?(其の二)

 

音は空気の振動によって伝わります。

このとき、1秒間の振動数(これを

「周波数」

と言います)が大きいほど音が高く、
小さいほど低く人間には感じられます。

つまり、音の高さはこの周波数で決まります。

 

もし、人間がこの周波数で曲を記憶しているのであれば、
原曲キーでなければそれが同じ曲であることが分からず、
また覚えた曲をイメージしたり、歌ったりするのも
原曲キーでなければ再現できないはずです。

しかし、移調した曲でもそれが感覚的に同じ曲と分かり、
また移調した伴奏に合わせて歌うこともできることから、
人間は周波数で音を記憶している訳ではないようです。

 

では、何で記憶しているかと言えば、それは

「周波数比」

です。

人間の感覚がこの周波数比に対応していることは
疑いのない事実だと思います。

そもそも、「ドレミファソラシド」自体が

「音律」

と呼ばれる周波数比が基盤になっているのも、
この周波数比に対応した感覚に基づいて
作られているからです。

(次回に続く・・・)

 

絶対音感・相対音感・無音感?

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