「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

固定ド/音名教育と天動説(其の三)

 

反固定ド/音名教育と言えば、

「東川清一先生」

の名前を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?

 

移動ドのすすめ―正しい読譜法と視唱指導

移動ドのすすめ―正しい読譜法と視唱指導

 

 

私自身も東川先生の『移動ドのすすめ』
特に第二部のウィリアム・グレイ・マクノート

「視唱の心理学」

は『クロマで迫る音感の正体』を執筆するにあたり、
参考文献として何十回と読み直しました。

この視唱の心理学が書かれたのは1899年だそうですが、
今から100年以上も昔に既にこのような内容の文献が
存在していたことに驚きです。

みなさんも機会があれば一度目を通されることを
おすすめします。

 

ちなみにこれは私の勝手な推測ですが、おそらく東川先生は

「移動ド」

などと言う言葉は使いたくなかったのではないでしょうか?

そもそも、「『ド』が移動する」と言う考え方自体が
音を耳ではなく、

「目で捉えようとする人達の発想」

です。

また、元々階名の意であったシラブル、

ドレミファソラシド」

を勘違いして音名として使ってしまった人達のせいで、
そのような本来必要のない用語が生まれてしまったとも
考えられます。

実は私自身、「固定ド/移動ド」と言う用語が大嫌いで、
極力「音名/階名」と言う用語に置き換えています。

(次回に続く・・・)

 

クロマで迫る音感の正体 ~絶対音感の終焉~

クロマで迫る音感の正体 ~絶対音感の終焉~

 

 

非常に恐れ多いのですが、今思えば私は、

現代版マクノートの「視唱の心理学」

を執筆したかったのかも知れません。

視唱の心理学を読んだことがある方は
本書のところどころにそのエッセンスを
読み取っていただけたら幸いです。

興味のある方は是非読んでみてください。

 

固定ド/音名教育と天動説

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