「絶対音感の終焉」

のんびり気ままにゴーイングマイウェイ ~Blog by 川本零~

18/02/21 「音の周期性と音叉時計~特殊相対音感と一般相対音感(其の三)」
18/02/14 「音の周期性と音叉時計~特殊相対音感と一般相対音感(其の二)」
18/02/07 「音の周期性と音叉時計~特殊相対音感と一般相対音感(其の一)」
18/01/31 「20秒でできる相対音感テスト(旋律的音程)機能追加のお知らせ(1/31)」
18/01/24 「15秒でできる相対音感テスト(和声的音程)機能追加のお知らせ(1/24)」
18/01/17 「零式相対音感トレーニング~和音聴音 機能追加のお知らせ(1/17)」
18/01/10 「零式相対音感トレーニング~旋法聴音(解説編)」
18/01/03 「零式相対音感トレーニング~旋法聴音 機能追加のお知らせ(1/3)」
17/12/27 「零式相対音感トレーニング~旋法聴音 機能追加のお知らせ(12/27)」
17/12/20 「零式相対音感トレーニング~旋法聴音 機能追加のお知らせ(12/20)」
17/12/13 「零式相対音感トレーニング~旋法聴音」
17/12/06 「絶対音感テストでも相対音感テストでもない ただの可聴域テスト(解説編)」
17/11/29 「絶対音感テストでも相対音感テストでもない ただの可聴域テスト」
17/11/22 「零式相対音感トレーニング~和音聴音(解説編)」
17/11/15 「零式相対音感トレーニング~和音聴音 機能追加のお知らせ(11/15)」
17/11/08 「零式相対音感トレーニング~和音聴音 機能追加のお知らせ(11/8)」
17/11/01 「零式相対音感トレーニング~和音聴音 機能追加のお知らせ(11/1)」
17/10/25 「零式相対音感トレーニング~和音聴音」
17/10/18 「ドレミを探そう~一風変わったキーボード(解説編其の四)」
17/10/11 「ドレミを探そう~一風変わったキーボード(解説編其の三)」
17/10/04 「ドレミを探そう~一風変わったキーボード(平均律編)」
17/09/27 「ドレミを探そう~一風変わったキーボード(解説編其の二)」
17/09/20 「ドレミを探そう~一風変わったキーボード(解説編其の一)」
17/09/13 「ドレミを探そう~一風変わったキーボード(純正律編)」
17/09/06 「絶対音感テスト アラカルト(難易度★~★★★★★)」
17/08/30 「40秒でできる絶対音感テスト(ランダム聴音) 機能追加のお知らせ(8/30)」
17/08/23 「40秒でできる絶対音感テスト(ランダム聴音)」
17/08/16 「50秒でできる絶対音感テスト(無調旋律)」
17/08/09 「たとえばこんな相対音感テスト~転回和音当て(解説編)」
17/08/02 「たとえばこんな相対音感テスト~転回和音当て 機能追加のお知らせ(8/2)」
17/07/26 「たとえばこんな相対音感テスト~転回和音当て 機能追加のお知らせ(7/26)」
17/07/19 「たとえばこんな相対音感テスト~転回和音当て」
17/07/12 「たとえばこんな相対音感テスト~音律当て(解説編)」
17/07/05 「たとえばこんな相対音感テスト~音律当て(長音階)」
17/06/28 「たとえばこんな相対音感テスト~音律当て(長三和音)」
17/06/21 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の五)」
17/06/14 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の四)」
17/06/07 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の三)」
17/05/31 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の二)」
17/05/24 「相対音感と因数分解~調は共通因数、移動ドは…(其の一)」
16/09/18 「Web Audio API版 絶対音感&相対音感アプリ メニュー」

音叉時計と音の周期性~特殊相対音感と一般相対音感(其の三)

 

人間はリズムの周期が等速でなくても、
例えばrit.(だんだん遅く)のように、

「減速、あるいは加速」

しても問題なく対応できます。

アインシュタイン相対性理論には、

特殊相対性理論一般相対性理論

があって、

「前者は等速直線運動、後者は加速度運動」

時に適用されるそうですが、
リズムに関しては、言うなれば、

「特殊相対リズム感と一般相対リズム感」

が成り立つのではないでしょうか?

 

では、音感についてはどうでしょうか?
まずは譜例1を聴いてみましょう。

譜例1は、

「ドレミファソラシド」

を単純に4回繰り返しているだけですが、
実は各音程を微妙に広く取ってあり、
1回の「ドレミファソラシド」で25cent、
つまり1/8音高くなっています。
4回繰り返すと結果的に100cent、
つまり半音高くなります。
(「C」から始まって最後の音は「C♯」)

 

次に譜例2を聴いてみましょう。

譜例2は各音程を微妙に狭く取ってあり、
1回の「ドレミファソラシド」で25cent、
つまり1/8音低くなっています。
4回繰り返すと結果的に100cent、
つまり半音低くなります。
(「C」から始まって最後の音は「B」)

 

譜例を聴いてみると徐々にピッチが変わっている
ことは認識しつつも案外違和感がないのですが、
みなさんはいかがだったでしょうか?

こうしてみると調性上の主音の周期が加速、
あるいは減速しても人間は対応できる、
リズムだけでなく音感でも、言うなれば、

「特殊相対音感と一般相対音感

が成り立つのかも知れません。

(了)

 

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(其の一) (其の二) (其の三)